年金資産の運用においては基本的な運用方針である政策アセットミックス(資産構成割合)の設定が不可欠です。その際には「効率的フロンティア」(最小のリスクで最大のリターンが期待される資産構成の組み合わせ)の中から、リスクの大きさが許容できる範囲内に収まるものを選択する必要があります。
弊社の年金ALMサービスでは、きめ細かい負債分析・資産分析に基づくALMシミュレーションを実施し、最適な政策アセットミクス策定を支援いたします。企業年金の制度変更時、財政再計算時、オルタナティブ運用等の採用時のご活用をお勧めします。
ご提供サービス
負債分析
- 新規加入、脱退、昇給、年金選択等の前提に基づく将来予測
- 年金債務、給付支払、掛金収入の推移
- 複数の金利シナリオに基づく将来予測(キャッシュバランスプランの場合)
資産分析
- 期待リターン、予想リスク、相関係数に基づく効率的フロンティアの作成
- 政策アセットミックスとなりうる効率的な資産構成候補の選定
ALMシミュレーション
- モンテカルロ法による資産・負債の総合的なシミュレーション
- アセットミックス候補毎の資産の分布、サープラスの分布の分析
- 積立不足の発生確率・その大きさに基づくリスク許容度分析
政策アセットミクスの策定
- 現在の資産構成からの乖離や、資産構成バランスに配慮した政策アセットミックスの策定