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第308号
確定給付企業年金(28)~確定拠出年金への一部移行時の一括拠出額~
確定給付企業年金の一部を確定拠出年金(以下「DC」という。)に資産移換する際の一括拠出額の算定方法が、2011年12月26に政令改正され、また、積立金の按分方法が2012年1月31日に省令で定められた。(政省令ともに公布日より施行)今回は、その変更内容を中心に解説する。
2012.02.06
第307号
厚生年金基金、確定給付企業年金の事業所脱退について
今回は厚生年金基金制度ならびに確定給付企業年金制度の事業所脱退について解説します。
2012.01.30
第306号
年金英用語解説(39)欧州における債務危機と年金
欧州の債務危機を年金制度はどう乗り切るべきでしょうか。
2012.01.23
第305号
社債の利回りについて
日本の退職給付会計で使用する割引率は、安全性の高い債券の利回りを基礎として決定される(注1) 。「安全性の高い債券の利回り」については、国債、政府機関債および優良社債の利回りが含まれ、「優良な社債」には、例えば「複数の格付機関による直近の格付がダブルA格相当以上を得ている社債等」が含まれることとなっている(注2)。実務上は国債の利回り(応募者利回り、流通利回り)を使用することが多く、政府機関債や優良社債が使用されることはあまりない。 一方、IFRSでは高格付社債(注3)(high quality corporate bonds)を割引率の基礎とし、十分な厚みのある社債市場が存在しない場合に限り国債の利回りを使用することとなっている。日本におけるIFRSの強制適用の時期は明示されていないが、日本の退職給付会計基準の見直しに合わせ、日本の実務においても優良社債の利用が進んでいくことが予想される。今回は優良社債の利回り情報について述べる。
2012.01.16
第304号
公的年金を考える(22)~社会保障・税の一体改革素案~
今回は、政府・与党社会保障改革本部が1月6日に決定した「社会保障・税の一体改革素案」のうち年金関連部分について解説する。なお、今回の素案は昨年6月に取りまとめられた成案を具体化したものと位置づけられるが、年金部分について進展は見られない。
2012.01.10
第303号
大量退職の会計処理について
企業の事業再構築等に伴い多くの社員が退職をする場合、いわゆる大量退職の会計上の取扱いについて解説します。
2011.12.26
第302号
年金英用語解説(38):プロフィットシェアリングプラン
前回のレターで、米国では会社拠出のDCプランと従業員拠出の401(k)を使い分けているという点に対し、読者の方から、まさに日本の企業型確定拠出年金に「日本版401(k)」という呼称が相応しくない理由がそこにあり、本当の意味での日本版401(k)の実現に向け個人型DCプランの拡充が望まれるというご感想をいただきました。そこで今回は、米国の401(k)以外のDCプランで、インテル社も採用している「プロフィットシェアリングプラン」に焦点を当てたいと思います。
2011.12.19
第301号
年金数理人会によるIFRS適用に関する海外事例の調査報告(4)
今回は、「国際会計基準(IAS19)の適用に関する海外調査と示唆」(注1) の説明の最終回です。
2011.12.12
第300号
確定給付企業年金から企業型確定拠出年金への移行
今号では確定給付企業年金制度から企業型確定拠出年金制度へ過去分を含めて移行する場合の手続きと会計処理事例を解説します。
2011.12.05
第299号
確定拠出年金政省令の解説(21)~マッチング拠出~
2011年8月10日に交付された年金確保支援法により、企業型確定拠出年金で加入者掛金の拠出が可能となった。本日、政省令も公布されたため今回は確定拠出年金の加入者掛金の拠出(マッチング)について解説する。
2011.11.28