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第327号
厚生年金基金の財政運営の在り方(1)~財政中立化~
厚生年金基金等の資産運用規制と財政運営の両面からこれまでの施策を検証し、今後の在り方について幅広い観点から議論を行うために、「厚生年金基金等の資産運用・財政運営に関する有識者会議」(以下「有識者会議」という。)が2012年4月より開催されている。
2012.06.25
第326号
年金英用語解説(44)ペンションズアウトルック2012
OECDから6月11日にリリースされたPensions Outlook 2012より、私的年金の役割についてご紹介します。
2012.06.18
第325号
退職給付会計基準の見直しについて
企業会計基準委員会(ASBJ)は平成24年5月17日に「退職給付会計に関する会計基準」および「退職給付会計に関する会計基準の適用指針」を公表した。今回の会計基準および適用指針は、平成10年に公表された「退職給付に係る会計基準」(企業会計審議会)および「退職給付会計に関する実務指針」(公認会計士協会)の考え方を引き継ぐものであるが、以下の4点について大幅に修正された。
2012.06.11
第324号
公的年金を考える(25)~年金機能強化法案~
前回は「被用者年金一元化法案」について解説したが、今回は同じく社会保障と税の一体改革関連法案である「公的年金制度の財政基盤及び最低保障機能の強化等のための国民年金法等の一部を改正する法律案」(以下、「年金機能強化法案」)という。)の内容について解説する。
2012.06.04
第323号
年金英用語解説(43):グローバルな視点から見たDCプランの在り方
毎年、この時期に弊社のグローバルパートナーがロンドンに集まり、各国の年金の近況を共有します。今年の会議はエリザベス女王の即位60周年の記念式典の直前に行われ、ロンドンの街はオリンピックよりも女王の祝賀ムードに沸いていました。
2012.05.28
第322号
財政運営の改正(2)~非継続基準の見直し~
今年度末の決算から、非継続基準の財政検証において「積立基準の引上げ」がスタートする。以下では確定給付企業年金について、まず従来の非継続基準の概要について触れ、その後今回の改正内容について解説する。
2012.05.21
第321号
財政方式について~賦課方式と積立方式~
賦課方式と積立方式 退職金制度や年金制度で、給付支払いの準備の方法を「財政方式」といい、積立金の有無によって「賦課方式」と「積立方式」に大きく分類される。
2012.05.14
第320号
公的年金を考える(24)~被用者年金一元化法案~
4月13日に、被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する法律案(以下、「被用者年金一元化法案」という。)が国会に提出された。今回は、その内容について解説する。
2012.05.07
第319号
財政運営の改正(1)~積立状況の的確な把握等~
2012年1月31日に確定給付企業年金および厚生年金基金において、「制度運営」および「財政運営」に関する基準が一部改正された。今回から複数回にわたって、確定給付企業年金を中心に「財政運営」に関する改正について解説する。
2012.04.23
第318号
年金英用語解説(42):ソルベンシーIIと企業年金
欧州委員会は、今年2月に公表した『持続可能で適正かつ安心できる欧州年金システム構築に向けて』のホワイトペーパーのなかで、「ソルベンシーIIの公平な土俵を維持し、年金のクロスボーダー活動を促進し、EU全体で年金給付制度の改善を行うことを目的として、2012年にIORP指令の見直しを行う」と述べています。これは、ソルベンシーII(に準ずる規制)を企業年金にも拡大する可能性があることを示唆しています。
2012.04.16