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第621号
公的年金を考える(40)~公的年金の積立金~
8月10日、厚生労働省は、「厚生年金・国民年金の平成29年度収支決算の概要」(注1)を公表し、公的年金の収支状況と積立金について概要が示された。この報告は、例年この時期に実施されており、厚生年金の運用利回りは厚生年金基金の債務にも影響を及ぼすものとなっている。そこで今回は、厚生年金等の積立金について解説する。
2018.09.03
第620号
働き方改革と年金
長時間労働の是正や、異なる雇用形態間の待遇差の解消、育児・介護をしながら働ける環境の整備等を目指し、多様な働き方を可能にすべく政府が取り組んでいる「働き方改革」。今回は、働き方改革の中から、育児休業中の在宅勤務と兼業・副業における年金加入についてスポットをあてる。
2018.08.27
第619号
民間の退職給付について(2)
前回に続き、北島正元著「江戸商業と伊勢店」から、江戸時代の商家の報酬について、具体的な金額および「のれん分け」の仕組みについて述べる。金額に関して、菅野俊輔著「江戸の長者番付」を参考にして、「金1両=16万円、銀1匁=2.7千円(注1)」とした。
2018.08.13
第618号
公的年金を考える(39) ~雇用の動向~
政府は、「経済財政運営と改革の基本方針2018」いわゆる骨太方針において、新たな外国人受入れ策も含めて外国人材を幅広く受け入れていくことを重点課題とした。今回は、その背景の一つである雇用情勢について解説する。
2018.08.06
第617号
年金英用語解説(102):ドイツのDCプランの幕開け
ドイツでは、2018年1月にThe Act on the Strengthening of Occupational Pensions(職域年金強化法)が施行され、純粋なDCプランが初めて導入可能となった。
2018.07.23
第616号
民間の退職給付について(1)
前回は企業年金の始まりと言われることもある、鐘ヶ淵紡績会社の年金について述べた。この年金は、従業員負担もある共済制度の給付の一つであり、在職中にも年金を支給するなどいわゆる「退職給付」とは性格が異なっていた。
2018.07.17
第615号
公的年金を考える(38)~在職老齢年金~
2019年は、「国民年金及び厚生年金の財政の現況及び見通し」いわゆる5年毎の財政検証が行われる年であり、年金制度の改正に関する検討が社会保障審議会年金部会で開始された。今回は検討事項に上げられている内容のうち、在職老齢年金について解説する。
2018.07.02
第614号
年金英用語解説(101):UKにおける統合DBプランの可能性について
イギリスの雇用年金省(DWP)が、3月19日に発表したDBプランの保護に関する白書、Protecting Defined Benefit Pension Schemesの中で、小規模DBの統合についての検討が打ち出された。今回は、その内容についてお届けする。
2018.06.25
第613号
民間の年金について
前回は公務員年金の起源と言われる「海軍退隠令」の概要を説明した。今回は企業年金の始まりと言われることもある、鐘ヶ淵紡績会社(鐘紡、カネボウ)の年金について述べる。
2018.06.11
第612号
確定拠出年金(13) ~事業主による運営管理機関の評価~
今回は、2018年5月の改正法施行により新たに設けられた事業主による運営管理機関の評価について解説する。
2018.06.04