会計基準最新情報
企業会計審議会(金融庁)が国際会計基準適用に関する中間報告をまとめました。(6/11)
企業会計審議会では、国内企業の国際会計基準適用に向けた検討を行ってきましたが、11日にその中間報告がまとまりました。
1月公表案と大きな差異はなく、内容は以下のとおりです。
(1)早期任意適用
- 対象企業
国際的な財務活動を行っている企業(およびその上場子会社)の連結財務諸表 - 適用時期
早ければ2010年3月期より - 平行開示
国内基準との並行開示は前年度、当年度分 - その他
原則として連結財務諸表のみ
(2)強制適用
- 対象企業
上場企業 - 判断時期
2012年を目処に強制適用の判断 - 適用時期
(3年の準備期間を確保し)2015年3月期または2016年3月期 - その他
連結財務諸表を対象とし、個別財務諸表については将来検討する。
「審議会資料」はこちら
http://www.fsa.go.jp/singi/singi_kigyou/siryou/kikaku/20090611.html
「我が国における国際会計基準の取扱いについて(中間報告)」はこちら
http://www.fsa.go.jp/news/20/20090616-1.html