会計基準最新情報

ASBJがリスク分担型DBの会計処理を公表

企業会計基準委員会(ASBJ)は、確定給付企業年金で導入されるリスク分担型DBの政省令が公表されたことを
受け、以下の会計基準等を改正または公表しました。なお、適用日は2017年1月1日です。

・実務対応報告第33号「リスク分担型企業年金の会計処理等に関する実務上の取扱い」
・企業会計基準第26号「退職給付に関する会計基準」
・企業会計基準適用指針第1号「退職給付制度間の移行等に関する会計処理」


 


リスク分担型DBは、事業主の負担分を予め定めて置き、財政悪化の際は給付額を調整するため掛金額を一定に保つことができる仕組みです。

同制度の会計処理について以下となります。
・リスク分担型DBの会計処理は確定拠出年金として扱い、掛金を費用処理する。
・リスク分担型DBへの移行時は、確定給付型の制度終了の会計処理を行う。
その他、開示事項、移行時の会計処理例も示されています。

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