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令和3年度年金額 ( 4年ぶりのマイナス改定)
厚生労働省は、22日「令和3年度の年金額改定について」を発表した。
年金額の改定は △0.1%となり、4年ぶりのマイナスとなる。
令和3年度新規裁定者のモデル年金額は以下のようになる。
令和2年度 令和3年度 改定率
国民年金(1人分) 65,141円 65,075円 △0.1%
厚生年金(夫婦2人) 220,724円 220,496円 △0.1%
改定の内訳は、 物価変動率 賃金変動率 マクロ経済スライド
+0.0% △0.1% △0.1%
なお、2016年法改正(2021年度施行)により、賃金変動率がマイナスで物価変動率を下回る場合、賃金変動率
により新規裁定者、既裁定者ともに改定されることとなったが、早くも適用されることとなった。
(改正前ルールでは、0改定)
また、マクロ経済スライドによる△0.1%は適用されずに、次年度以降に繰り越される。