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社会保険庁が厚生年金等の平成19年度収支決算の概要を公表(8/8)
社会保険庁は8月8日に、平成19年度における政府管掌健康保険・船員保険・厚生年金・国民年金の決算の概要を公表しました。
厚生年金については、
1.保険料収入は21兆9700億円で前年比9800億円の増加
2.保険給付費(基礎年金勘定への繰入を含む)は34兆9400億円で前年比7600億円の増加
3.時価ベースの運用収益は4兆8700億円のマイナス(運用損失)
4.時価ベースの運用収益率は△3.54%
5.時価ベースの積立金は130兆1800億円で前年比9兆5700億円のマイナス
となっています。
7月4日付の企業年金トピックスでもお知らせしたとおり、平成21年1月から12月の厚生年金基金の最低責任準備金利回りは△3.54%となります。
平成20年の利回り3.10%を加味すると平成20年度の利回りは
1.44%(3.10×9/12+△3.54×3/12)となります。