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確定給付企業年金の基準死亡率改正等に関する意見募集(2014/11/10)

厚生労働省は、11月10日、厚生年金本体における財政の現況及び見通し(財政検証結果)が公表され、
死亡率の前提が見直されたことに伴い、確定給付企業年金に係る掛金計算等の前提として用いる基準死亡率等
を改正する告示案の意見募集を開始しました。


(1)確定給付企業年金
 掛金計算等の前提として用いる基準死亡率(加入員及び受給者等の年齢及び性別に応じて定める率)
 を改正することとしています。

(2)厚生年金基金
 最低積立基準額の算定の基礎となる予定死亡率を改正することとしています。

 また、将来における死亡率の改善の見込みを反映させるために予定死亡率に乗じる係数について、
 以下のとおり改正することとしています。
 ・男子:0.95⇒0.86
 ・女子:0.925⇒0.86

※(1)(2)の死亡率は、どちらも2014年10月22日に意見募集が開始された、
 厚生年金基金の財政運営基準における受給者等の改正後の基準死亡率と同じ率です。

(1)(2)の改正は、平成27年4月1日から適用される予定です。

意見募集は、12月10日までです。

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