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「確定拠出年金制度について」(法令解釈)が改正されました。(2010/2/26)
確定拠出年金に関する法令解釈通知が改正されました。
今回の改正は、2009年12月15日より意見募集が行われていた内容に基づくものであり、以下の取扱いについて内容の明確化を図るものです。
1.デフォルトファンド設定時の取扱い明確化
デフォルトファンド設定時の取扱いについて、従来、規約承認基準で定められていた内容を法令解釈にも定めたものです。
2.個人情報取扱いの明確化
事業主および運営管理機関が業務遂行上必要な範囲で個人情報を利用する場合の範囲について例示された。
- 資格喪失者に対して手続きの説明を行なうため、脱退一時金の受給資格判定のための情報を活用する場合
- 資格喪失後、移換手続きを促すため、氏名、住所等を活用する場合
3.資格喪失時の説明義務の明確化
資格喪失者に対して、移換手続きおよび手続きを怠った場合の仕組みを説明すること、およびその後も移換手続きを促すことが明確化された。