厚生労働省が厚生年金・国民年金の平成23年度収支決算の概要を公表（2012/8/10）

厚生労働省は、平成23年度における厚生年金・国民年金の決算概要を公表しました。

厚生年金については、
　　1.　保険料収入は23兆4700億円（22年度：22兆7200億円）で前年比7500億円の増
　　2.　保険給付費(基礎年金勘定への繰入を含む)は39兆5300億円（22年度：39兆8900億円）で
　　　　前年比3600億円の減
　　3.　時価ベースの運用収益は2兆4200億円（22年度：△3100億円）で前年比2兆7300億円の増
　　4.　時価ベースの運用収益率は2.17％（22年度：△0.26％）で2.4％の増
　　5.　時価ベースの積立金は111兆5000億円（22年度：114兆1500億円）で前年比2兆6500億円減となっています。

この結果、平成23年度の厚生年金基金の最低責任準備金（継続基準）利回りは2.17％となります。